院内の換気状態を把握するため、待合室に二酸化炭素濃度計を設置しています。(3月10日よもやま話ご参照ください)
この濃度計はとても敏感で、人が近寄るだけで数字は反応し息を吹きかければ速やかに数字は上昇します。時々フリーズしますが正常に動いています。そこで2階の点滴室にも設置しようと二台目の二酸化炭素濃度計を購入しました。
この二台目は数字の変動があまりなくどうも怪しい、と思っていた矢先、先日の「報道ステーション」で、中国製の粗悪二酸化濃度計の報道がありました。それによると二酸化炭素濃度のセンサーはまったく内蔵されておらず、アルコールに反応する安価なセンサーが内蔵されているのみとのこと。
締め切った院長室に置いてあるのにいつも屋外のきれいな空気400ppm前後を示す二台目濃度計・・・、息を吹きかけても微動だにせず、なんか怪しい
アルコール消毒をした手で濃度計を触れると・・・・なんと振り切った!
二酸化炭素濃度の測れない二酸化炭素濃度計のようです。これは詐欺!しかも価格を下げ、今も通販サイトで販売されていることが恐ろしい。
購入の際に確認の出来ないネット通販には気を付けたいものです。