2015.6.8 富士山の上で「おにぎり」を

 昨日、富士山の頂上でおにぎりを食べてきました。体を動かそうと前日の夜に思い立ち、深夜1時半すぎに名古屋を出発、5時半から登りだし、13時に下山。近くて一番標高の高い富士宮口から入りましたのでこんなことも可能です。
 登り始めて少々、7合目あたりで雲を抜けるとなんとピーカン。見渡すかぎりのまったいらな雲海でした(写真1)。 写真は駿河湾方面で山はありませんが、頂上からもどちらを見ても雲海…ということは、富士山以外の日本の山はすべて雲の中!「頭を雲のう~えに出~し」の歌の通りです。そうするとやっぱり「富士山の上でおにぎりを!」(写真2)となります。
 山開き前のこの時期に富士山に入る人は強者ばかり?バリバリのオッチャン、オネエチャンが何人かガシガシと登り、私は追い抜かれていきました(写真3は九合目あたり)。 私の調子もそう悪くなかったと思いますが、睡眠不足が原因か?高所だからペースが出なかったのか…。イヤ体力不足!言い訳を言わずもっと山に入って鍛えねば…です。 25年前の 夏に初めて富士山に登った時、私は二度とこの山は登らないと思いました。なぜならば、人が多すぎ!汚物は垂れ流し!山小屋は営利目的のみで登山者を顧みず!登山のルールの存在しない危険な山!富士山は、登山対象の山岳ではなく巨大な観光地である、と思ったからです。しかし、子供の一番登りたい山はまちがいなく富士山!3人の子供をつれそれぞれ山頂へ。またなんといっても日本一の高所の富士山、高所に慣れるためのトレーニングに山頂へ。また自転車と徒歩、すなわち自分の足だけで海抜0mから3776mを登ろうとバカなことを考えまた登り…。数えてみると10回目の富士山でした。やっぱ煙と一緒で高いところがスキなようです。

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