不要不急の外出は控え・・・という事でイベント会場に人が集まらず、輸血用血液が不足しているとTVで放映、そこで大須の献血ルームをのぞいてみました。
　すると、多くの人が（といっても5～6人）ソファーに座って待ってみえる。話を聞くと、昨日まで閑散としており、血液の在庫も底をつくとこまできて危機的状況だそうですが、その状況がテレビで放映されたとたん今日は多くの方が献血に訪れているそうで、ありがたい。とのこと。　休校で時間があるのか若い人が目立ちました。
　阪神大震災の時も、献血に長蛇の列ができてた記憶があります。
　この善意、日本人らしないですか？

　　まだまだ血液は不足のようです。多くの善意を・・・。

昨夜、地下鉄で栄から金山までの間、たまたま人間観察をしました。
「人は無意識のうちに顔を何回もさわり、ウィルス感染する・・・」のでしょうか？
地下鉄最後尾から眺めると、いい具合に40人ぐらいの人が見渡せました。
マスクをしている人が2/3。
スマホを見ている人が3/4、その半分くらいの方がゲームをしている・・・といった感じでした。
まず、
若い女性で複数の方が髪を触っています。髪をとかすような仕草は多く、気になったのは前髪を整える感じで触り続ける方2名は、おでこも触り・・・そのうち一人は栄から金山までの間、ほぼ触り続けていました。
男性は、口周り、首筋をを触る方が多い傾向でした。
一番驚いたのは、とても多くの人が定期的にマスクを触っていることでした。
無意識で顔を触る人は「やはり多い」でした。

マスクがずれるのが不快なようで、上がっていくマスクを繰り返し降ろす動作、メガネが曇るので鼻の部分を何度も押さえる方、この方たちの指先には多量のウィルスが付着しているでしょう。最悪なのは、マスクを顎の下におろして会話する方・・・。
人間観察での印象は、情報通り多くの方が頻繁に顔を触っている。それ以上にマスクをさわりつづける方が非常に多く、かえって不潔、つけないほうがいいと思います。
ウィルス感染予防のマスクの効果には賛否両論あります。
マスクが不足する今、マスクは、症状のある方、花粉症の方に譲ってあげていただきたいと強く思います。
ちなみに私は、これまで診療時にマスクはつけていませんでした。しかし、ひょっとすると症状の出ていない感染者かもしれませんので、現在はつけています。
そのマスクも底をついてきていますが。

マスクの続きです。
「マスクを触る」以上に驚いたのはスマートホンを触る方の多さでした。ゲームをするため？人差し指で画面をしゅるしゅる触るかたが多い多い。その指でマスクを触わりながら・・・。そのスマートホンを耳に当て、頬に接触させ・・・この辺りも大きな感染源だと実感しました。
気を付けたいものです。

　市中感染の可能性を考える局面になってきたようです。街中のどこにでもウィルスを持った人がいる可能性があり、どこでうつるかわからない。といった状況になってきたという事で
　政府からも
武漢、中国、濃厚接触者・・・という文言が消え
37.5度以上の発熱が4日以上続き、呼吸が苦しく・・・・というような表現になってきました。

　症状の始まりは、一般的なかぜなのか、新型コロナなのかは区別つきません。4日熱が続くと「疑い」が強くなります。かぜだけで疑わねばならなくなったわけですから
当院職員には
絶対に風邪をひかないように自己管理をしっかりとすること
もし「風を引いたかも」、と思っただけでも遠慮せずに仕事を休むこと
しっかりと療養し新型コロナでなければ治るはずなので、治ってから出勤するように

と、昨日朝礼をいたしました。皆さんも気を付けましょう。