今年も夏休みをいただき、家族で山登りを楽しみました。「夏山合宿」と称してこれまでもほぼ毎年、山行を行ってきましたが、今年のテーマは、「家族そろって海外登山」です。目的地はマレーシア、ボルネオ島にあるキナバル山といって、標高4095.2mの東南アジアで最も高く世界自然遺産に指定されている山です。技術的にはまったく問題のない山で、高度障害さえなければ、ある程度の体力と根性があれば登れます。ちょうど富士山登山を一回り大きくしたような山とご想像ください。登山口からの標高差も2250m程度で、御殿場口からの富士登山の2330mと同等です。しかし小生の夏休みの日程都合上、非常に強行登山となり、なかなかハードな山行となりました。特に入山2日目は早朝1時半に起床、2時から朝食を摂りすぐに出発。6時半に念願の頂上へ達しましたがすぐ下山せねばなりません。一気に登山口まで下降し、14時半登山口に到着。この日は頂上と途中の小屋での休憩30分を除きほぼ12時間の行動でくたくたになりました。しかしやはり日本の山とはいろいろと異なったところが多くあり、興奮、感動もしました。スタート地点はジャングルでした。ウツボカズラ(食虫植物)も見られました。動物はリスがたくさん。「サル?」の鳴き声も聞こえていました。なんといっても富士山より高い大きな山です。特に頂上部分は山全体が花崗岩の大きなひと塊となっていて土も砂もない岩の上を1時間以上も登ります。「頂上」にはいくつもピーク(とんがり)があり、その中でも一番高いピークが今回登ったロウズピーク(4095.2m)でした(画像)。やはり日本の山とは景色がまったく異なり「異国の山」を充分に実感しました。子どもの1人は高度障害にやられましたが、そんなこともあり、またみんなで味わった苦労の大きさもあり、家族の絆はいっそう深まったと思っています。来年も家族そろっての「夏山合宿」を希望はしていますが、家族それぞれのスケジュールが合わなくなってきており困難かもしれません。しかし家族の絆を大切に出来る次の計画をできる限り立てたいと考えています。
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