ゴールデンウィーク後半は4日のお休みが可能であったので、少し遠方の山に足を踏み入れることを考えました。家族で福島県の安達太良山に登る計画でした。安達太良山の中腹の谷あいには、くろがね小屋という小屋があり、秘境の温泉があります。登山道へ入って2時間も歩けば小屋に到着し、温泉で一杯。目的はこれです。その翌日は安達太良山へ登頂し、ゆっくり下りても昼前には下山のできる山。また頂上付近にはまだ雪がたっぷりあって(あるはずで)雪遊びをみんなでしようと、名古屋から出かけました。10時間くらいのドライブの後、登山口に到着しましたがその間ずっと土砂降りでした。気合をいれ、雨具を着込み、イザ出発!しかし出発後20分も歩くと登山道を幅5mくらいの濁流が横切っています。渡れません。ここで登山を断念し下山となりました。全部で1時間も歩いていません。
久しぶりの撤退でしたが、自然には勝てません。くろがね小屋の温泉は楽しみだったのに・・・・・・・とても残念です。しかし山は逃げません、また暇をみつけて必ず行きます。しかし、なんせ遠い!遠い!
登山断念のおかげで、その日は東北の惨状をほんの少しではありますが直に感じることができました。次の「よもやま話」に書いてみました。