密を避けた山行

 梅雨、緊急事態宣言ともに明けたことより、7月22日、人気がなく、また以前より気になっていたルートがあったのでそこから山に入りました。
 3000メートル超の乗鞍岳に西側からなだらかに続く丸黒尾根から千町尾根のルートです。しかし密どころか人の入った形跡がまったくなく道がない!やっと道らしきものを見つけても背丈以上のクマザサと直径1m以上もある倒木がゴロゴロと道をふさぎ、ブヨ、アブが無数飛び交い、目、鼻、耳、のど、襟首・・・・すべての隙から攻められ顔は倍くらいに腫れました。午後は夕立ち。2.5時間のコースタイムのところ8時間以上、避難小屋まで13時間以上歩き続けました。
 しかし試練の後にはご褒美があります。それは絶景!

   千町が原のワタスゲとニッコウキスゲ

   出会った登山者はゼロ。奥千町避難小屋は私一人で独占

   夕日に染まる乗鞍岳


   後光のような朝日

   雲海に浮かぶ御嶽山

   コマクサ

   

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