「がん検診・・・?」検診と健診って違うのですか?

 「健診」は健康診断のことです。一般的な健康診断、たとえば学校や職場で毎年受けたり、就職時に皆さんが受けるものなどを指します。年に一度受けることのできる特定健診もこの「健診」を使います。
 「検診」は、調べる目的があり、そこに狙いをつけて検査することを指します。胃癌はないかしら?と受ける、がん検診などがこれにあたります。ちなみに胃がんの他、大腸がん、肺がん、子宮頸がん、乳がんは法律で決められ、各自治体により補助の制度が決められています。名古屋市では、その他独自に前立腺がん検診や、がんではありませんが女性の骨粗しょう症検診が補助の対象になっており、幸せなことだといえるでしょう。歯科検診もこの「検診」を使います。予防医学的に早期発見が目的ですので、二次予防の検査「検診」になります。
 検診:どこに、どういった狙いをつけて、どんな内容の検査であるか。また、その結果はなにを意味するのか。これらをご理解され、受けられると、「とてもよい検診」となるでしょう。

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