10連休を利用して、上高地から歩いて7時間ほどの涸沢というところに家族で行きました。涸沢は標高2300mのカールの底、積雪は5m、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳と4つの3000m峰に囲まれた別世界です。いくら長く滞在しても飽きない景色、天国のようなところです。
4月29日に涸沢に入りましたが、あいにくの雪、雨、ガスで山は全く見えず2日目、3日目と山小屋でじっと待つことしかできませんでした。降った雪がなだれ、雨により庇のように張り出した雪は落ち、条件が整ったと判断した4日目に次女と北穂高岳に登りました。思ったより天気は悪く、頂上(3100m)は雪とガスで視界はほぼゼロでした。しかし下山し始めるとウソのように雲は飛ばされ、真っ青な空が顔をだし、四方の山が手に届くと言わんばかりに迫って現れました。チョー絶景!
下から長野県警山岳警備隊が上がってきています。「岳」で長澤まさみの所属していた警備隊です。急斜面感、、高度感、伝わりますか?
北穂沢
10連休でなければ(時間に余裕がなければ)雪や雨の中、山行を強行していたかもしれません。余裕のある山行ができる長期休暇はよいですね。