10月の連休の2日間を利用し、黒部の山奥に入ってきました。
目的は、紅葉と黒部渓谷、仙人の住む仙人温泉小屋、反対側から見る日本の景色とは思えない剱岳の展望、あわよくば立山頂上、と欲張りな計画でした。
その結果、
「紅葉」はダメでした。仙人が言われるには、先週の台風で色づいた葉っぱが全部落ちちゃったそうです。標高の低いところは気温が高かったこともあり、紅葉にはまだまだの状態でした。
「黒部渓谷」はさすがに迫力はありましたが、途中から雨になり、後半はジャージャー、久しぶりのパンツまでびしょ濡れの山行でした。
「あわよくばの立山頂上」は、小生の体力では時間が足らず、ショートカットしてしまいました。
しかし、
「仙人温泉」は最高でした。始めは雨ジャージャーで温泉はぬるく、どうなることかと思いましたが、湯船で待つこと小一時間、雨が小やみになった後はお湯の温度も上昇し、最高の状態となり、疲れもとれました。源泉の温度が下がってしまうほどのジャージャーの雨だったのでした。「仙人」(photo.1)こと仙人温泉小屋のオーナー高橋さんにいろいろ話を聞くこともでき、「今日はお客さんが多いからあまりおもてなしができない」と言っておられましたが、お客は12名でした。
反対側から見る剱岳(裏剱)は、前日のジャージャーの雨(稜線では雪)のおかげで剣岳は冠雪、またとない光景にでく会いました。(photo.2)
1日目8時間半、2日目は8時間歩きづめでしたが、とても内容のある山行でした。山を楽しむという大きな目的は「達成!」です。
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