昨年GWに続き、同じタイトルです。昨年以上のつらい登り、そして最高のごほうびでした。
4月27日、槍ヶ岳をめざした私は大雪で、ふもとに近い小屋に泊まって待機せざるを得ませんでしたが、翌28日は、どピーカン。ラッセル(雪かきしながらの登り)はつらくスピードがでないので、まだ暗い4時に1人で小屋を出発することにしました。後からたくさんの人が追いついてくるはずですから・・・・。
初めは膝下のラッセルを1人で1時間半、あとから追いついてきた「さいたまのサカイさん」という若者と合流して2人で膝から太ももまで、時に腰までのラッセルを3~4時間、もちろん休憩なしです。このサカイさんのパワーはすごかった。その後6~7人の登山者がやっと追いついてきて、立ち代り入れ替わりのラッセル数時間・・・。最後は胸までのラッセルとなりました。
稜線まで7時間半・・・・・、当然、へとへと。
しかしそこに待っていたごほうびは絶景でした。
これだから山は止められません。
(上から、槍ヶ岳穂先、東鎌尾根・常念岳、小槍(真ん中の岩峰が「アルペン踊りをさあ踊りましょ!」の「コヤリ」です)
「槍ヶ岳山荘」のホームページを見てください。槍ヶ岳山荘スタッフブログの4月28日「まさにゴールデン☆」というところです。4枚目の写真、ラッセルしている写真の大きいほうです。まさにラッセルを限界までして、へたって交代したところ。道を譲って前から2人目の登山者と重なった、黄色いヤッケに赤いザック。これが私です。