南半球のマッターホルンと呼ばれる、ニュージーランドのカッコいい山「マウントアスパイアリング」に登ろうと計画をし、年末年始に決行。この山は3033ｍと日本の山と変わらないのですが、南極に近いため、氷河に囲まれ、また海岸からも遠くないため湿った風がまともにぶつかり、３日から４日に1日晴れればよいほう、３日のうち２日は嵐・・・。そんな山です。

ビーバンコルより入山　テンションバリバリ！さああの頂に！

朝焼けに染まるアスパイアリング

　アスパイアリング北西稜にあるコリントッド小屋までは順調に入りました。しかし翌日は一日中風雨にみまわれ・・・天気が回復するとの予報であった3日目も思わしくなく、4日目も嵐。最終日に、未明に出発、速攻で登頂し一気に下山すべくトライしましたが、稜線は氷に覆われてしまっており断念。
　撤退！

コリントッド小屋　　　　　　　　　　　　　　ここで5日間チャンスを待ちましたが、好天はこの時のみ　残念！

ニュージーランドの高山に生息するケーアというオウム　好奇心旺盛で、登山道具、帽子、食器・・・・・なんでもくわえて飛んで行ってしまいます。　　　　　　　　　かわいくない！

偵察時の稜線　　　　　　　　　　　　　　　これより上部は頂上までガスの中、　嵐！

下山時のヘリコプターからの眺め　こんなに天気は良いのにアスパイアリングは雲の中！あの雲の中は嵐！

　ただ、アスパイアリングの懐に入ることができ、6日間もニュージーランドのサザンアルプスに浸ることができたことは満足しています。年齢的に次回のチャンスがあるかは不明ですが、チャンスがあればまたトライしてみたいと思うとってもいい山でした。

3月に父が他界し、バタバタの一年でした。その際には2日間の臨時休診をせざるを得ず、皆様にはご迷惑をおかけした次第です。夏は初盆にもあたり、大きな山行を計画することもできず、うっぷんがたまった年でした。
一方、12月には還暦を迎え、家族にも祝ってもらうこともできました。そこで奮発、年末年始には思い切って10日間のお休みをいただき、還暦祝いを兼ね、家族とともにニュージーランドに出かけ、私は大好きな山登りに興じました。
「還暦バタバタの1年」でした。

　　　　　　　　　　ニュージーランド　クイーンズタウンの街

　　　　アスパイアリング登山口　ヘリポートからの「シャーク　トゥース」

　2018年は、北川くりにっくを開業してから21年目となる年でした。いろいろな医療機器が寿命に近づき、また私の年齢を考慮すると更新するなら今しかない、と、貧血や炎症などを診断する血液検査の機械（3度目の更新）、20年以上使い続けたレントゲン装置（初めての更新）、胃カメラ（2度目の更新）など大きな買い物をした年でした。
　それにより、血液検査の時間短縮になり、レントゲンも現像が不要となり、すばやく美しい写真がとれるようになりました。しかし、その代償として透視（バリウム検査）はできなくなってしまいましが、胃がん検診も胃カメラですることが認められ、そのカメラの画像の質もとてもよくなっています。
　これからもできる限り良い医療機械で、的確な診断、よい治療ができるように心がけていくつもりです。
　　「地域の皆様が健やかでありますよう」

　１２月１６日（日）パーティーが開催され、多くの方にご参加いただき、大変に盛り上がりました。
　荒木選手も２３年の選手生活、本当にお疲れ様でした。パーティー内でもお話ししましたが、これからの荒木雅博コーチ、荒木雅博さんも応援し続けていくことを皆で約束？しました。
　これまで、荒木雅博選手後援会にご理解ご協力本当にありがとうございました。

控室で、荒木選手のグローブはめて・・・

松坂大輔選手のグローブ　本物！サイン入り！チャリティーに出されました

　愛知県にはすでにインフルエンザ注意報が発令されています。当院でも先週よりパラッパラッとインフルエンザの患者さんがみられるようになってきました。突然の高熱、悪寒などの典型的な症状の患者さんもみられますが、症状がやや軽めの方でもインフルエンザの診断がつくこともあります。インフルエンザになりますと、つらいだけではなく、学業や仕事に支障も出ます。できればかかりたくないですね。

　充分な睡眠、栄養に加え手洗いの励行をお勧めします。